隠居医者の独り言

フクタ皮フ科院長の「独断と偏見」によるブログです。

2005年10月29日(土)

結果報告その1 [健康管理]

歩くだけで重度糖尿病のコントロールは可能か?

前に述べた条件のもとで、運動療法が始まりました。場所は、愛知県犬山市の寂光院から、岐阜県可児市の鳩吹山まで連なる東海自然歩道です。ここを運動療法の場所に選らんだ理由は、標高250m〜330m位の山々が連なって、その尾根づたいに散策道が整備されていて、色々な場所から入山、下山が可能で、体力に合わせて選択できること。自然歩道は広葉樹林に囲まれて、鳥の鳴く声、肌で感じる風がたいへん気持ち良く、空気もおいしく、登り下りが適当にあって、運動療法に最適な場所と判断したためであります。

画像(150x180)・拡大画像(535x640)

最初は、本人も糖尿病で筋力低下が著しく、少しの坂道でも足が止まってしまう状態でしたが、良く頑張って歩いたと、傍で見ていても少々気の毒なほどでした。後日、本人から聞いた話によると、始めは薬を飲んだり食事制限もしていたようですが、始めて2週間ぐらいで、腹が減って運動が出来なくなったことと、少し良くなってきている気がした為、「もうどうなってもいい」と開き直って、薬をやめて食事制限もやめたそうです。

本人から体調及び自覚症状(体重、おしっこの泡立ち等)を聞きながら、時々検査結果を見ながら進めてきました。結果については、下記のとおりです。

         2月初旬   3月31日   5月30日   (正常値)
血糖値(mg/dl)   475    234     107   (70〜100)
ヘモグロビンAIC(%)17.4    10.2     7.3   (4.3〜5.8)

しかし、彼には「この運動を中止して、夜更かしの生活をすれば、今度はすぐに糖尿病の洗礼を受けることになるよ。」とは告げて、乗りかかった船でもあり、自分の健康の為もあり、二人で運動療法を続けています。

そんなわけで、運動療法を開始して以来、それだけで彼は日常生活を満喫している状態です。私自身も、改めて自然治癒力を知らされる思いで、自分の常識の壁が破られる結果となりました。

Posted by 福田金壽 at 18時50分   トラックバック ( 0 )   コメント ( 0 )

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プロフィール

福田金壽

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院長

福田金壽

生まれ故郷の江南市布袋町で、皮膚科医院を昭和57年に開業しました。その間、数多くの人々の所謂「生老病死」に医者として関わってきました。
私なりの「独断と偏見」の人生観が出来上がってきたようですので、隠居医者の独り言として、記録に残してみようと思います。

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