隠居医者の独り言

フクタ皮フ科院長の「独断と偏見」によるブログです。

2008年03月17日(月)

マラソンの効果 [健康管理]

人間、その気になれば、出来るものですわ。2/10 出水ツルマラソン(フル)、2/24 犬山ハーフマラソン(ハーフ)、3/2 篠山ABCマラソン(フル)、3/9 京都シティハーフマラソン(ハーフ)、3/16 湘南国際マラソン(30km)と、毎週日曜日ごとにどこかでマラソンを走っていました。

湘南国際マラソンは、前日、町内会の役員会があり、当日朝3時に家を出発して、会場の大磯までかけつけることにしました。この日は、2歳年上の友人と一緒の参加でした。

この友人ですが、数年前から軽いうつ病があり、年に数回その症状に悩まされていました。ここ数ヶ月も何だか元気がないのはわかっていましたが、こんなときに「頑張れ!!」は決して言ってはならない言葉なので、知らないふりをしていたのです。

30km走って帰ってきたとき、この友人は苦しそうではありましたが、全体としてイキイキしているのを見て、私はびっくりしてしまいました。思わず「完走できたことも立派ですが、良かったですね。うつ病は飛んで行ってしまいましたね」と声を掛けると、彼は「久しぶりでこんないい気持ちになれました。ここまで来て走ることができて良かったです」と、満面の笑みをうかべて答えてくれました。

分析1、
マラソン(30km)を走って、うつ病が良くなった理由

私たちのマラソンは、1km 6分位の、ジョギングに毛の生えた程度のスピードです。それでも3〜4時間走りとおすわけですから、その間、脳みそはアドレナリン、ドーパミン等の脳内物質を総動員して、体を動かし続けています。その間、きれいな景色を見て、太陽をいっぱい浴びて、いい空気をいっぱい吸って、沿道の声援を受けて、走っているわけです。体にエネルギーも蓄まってきますし、脳みそは脳みそで何が何でも完走させようとして、自分の持てる能力を総動員してそれを可能にしていくのです。

この2つの作用がうまくマッチして、うつ病が改善されていったのだと思います。糖尿病、高血圧といった生活習慣病に、ジョギングを勧めるのは広く知られたことですが、うつ病もマラソンで回復することがあるのを知ることができ、私にとっても記憶に残った1日でした。

Posted by 福田金壽 at 20時53分

コメント

ウルトラマラソン、トライアスロン等、長時間のレースを完走するのは、おっしゃる通り、90%の精神力と10%の体力と思います。

福田金壽 2010年01月21日 09時52分 [削除]

私も同感です。私にとって走ることは一種のマインド
ゲームです。私の場合、精神的な強さ90%と体力
10%があるからこそ完走出来るしやはり自然に触れながら走ると自分が自由になれた気持ちで一杯です。苦しいけれど最後まで完走する事により何でもやって出来ない事はないんだとつくづく感じます。

走るの大好き 2010年01月19日 15時27分 [削除]

参考になりました。

まめろん 2009年11月23日 17時53分 [削除]

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プロフィール

福田金壽

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院長

福田金壽

生まれ故郷の江南市布袋町で、皮膚科医院を昭和57年に開業しました。その間、数多くの人々の所謂「生老病死」に医者として関わってきました。
私なりの「独断と偏見」の人生観が出来上がってきたようですので、隠居医者の独り言として、記録に残してみようと思います。

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