隠居医者の独り言

フクタ皮フ科院長の「独断と偏見」によるブログです。

2005年12月01日(木)

耐震強度偽装問題 [閑話]

国会での関係者の参考人招致がテレビ放映され、責任のなすりつけ合いを見るに至っては、同じ日本人として見るに耐えない思いがして、気分が悪くなったのは私だけではないと思います。

マンション購入者が最終被害者であることに間違いはなく、本当にお気の毒としか言いようのない事件です。いずれ被害者救済策が取られ、再発防止に向けた法整備、罰則強化がなされることと思います。

この事件について私見を述べさせていただけば、日本人の真面目さと、頑張って努力することを最良とする気質がベースにあり、それがエスカレートして生じた問題と、自分に直接被害が生じないことは見て見ない振りをする性質が、絡まって起きた事件のように思えます。従って、誰にでも起こり得る可能性のある事件として捉えるべきでしょう。

日本の都会への一極集中の現実では、利便性と経済性を追及すれば、高層マンションという形を取らざるを得ないことでしょう。

問題は、一度成功すると誰もが、同じパターンを繰り返し成功したがることです。業者の競争意識と、消費者のより良いものを安く求めたいという意識がエスカレートして、その結果が法令無視の建築を作り上げてしまったのでしょう。更に言えば、その間に異常な建築物に気付いた人はたくさんいたと思いますが、自分に実害がないものは、知らない振りを決め込んでしまった結果、被害を大きくしている問題でもあると思います。

この事件を見聞きして、悪人探しをして人を非難することは簡単ですが、他山の石にすることなく、自分の身の上に降りかかった場合の身の処し方を、もう一度考えてみなければいけないと考えているのは、私一人ではないと思います。

Posted by 福田金壽 at 17時18分

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プロフィール

福田金壽

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院長

福田金壽

生まれ故郷の江南市布袋町で、皮膚科医院を昭和57年に開業しました。その間、数多くの人々の所謂「生老病死」に医者として関わってきました。
私なりの「独断と偏見」の人生観が出来上がってきたようですので、隠居医者の独り言として、記録に残してみようと思います。

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