隠居医者の独り言

フクタ皮フ科院長の「独断と偏見」によるブログです。

2005年12月16日(金)

バカなおとなにならない脳 [閑話]

養老孟司先生講演会

今日、名古屋で養老先生の講演会があり、拝聴する機会がありました。先生の第一印象は、以前からの想像通り「いろいろな物の見方、考え方が出来るすごいオジサン」という感じでした。

講演の内容については、私の独断と偏見がまじっていますが、その点はご勘弁いただき、以下にまとめてみました。

人間は見たり、聴いたり、感じたものを、コトバを使って脳の中に概念として取り込みます。このような脳の形式は人間だけだそうです。たとえばネコに、取れたてのサンマと数日間冷蔵庫の中に置いたサンマを焼いて目の前に出すと、必ず取れたてのサンマを食べます。ネコにとっては、同じ焼いたサンマでも、取れたてのサンマと冷蔵庫の中のサンマは異なるものなのです。しかし、人間にとっては「焼いたサンマ」で、同じものになってしまうのです。

バカなおとなにならない脳

バカなおとなにならない脳

人間も子供の頃は、感性を主体として好奇心に満ちて世の中を見ていたはずですが、色々なことを経験し学習すると、物事を概念としてとらえるクセが出来るのです。これが進行すると、頭の中で固定概念として出来上がり、好奇心と感性が消えて行くわけです。

この連鎖が進行して、固定概念がどんどん大きくなると、立派な「バカなおとなの脳」が出来上がるわけです。「バカなおとなにならない脳」であるためには、固定概念にとらわれず、自分の感性を大切にして、好奇心豊かに生きることが大切なのかと思い帰ってきました。

Posted by 福田金壽 at 21時02分

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プロフィール

福田金壽

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院長

福田金壽

生まれ故郷の江南市布袋町で、皮膚科医院を昭和57年に開業しました。その間、数多くの人々の所謂「生老病死」に医者として関わってきました。
私なりの「独断と偏見」の人生観が出来上がってきたようですので、隠居医者の独り言として、記録に残してみようと思います。

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