隠居医者の独り言

フクタ皮フ科院長の「独断と偏見」によるブログです。

2006年05月09日(火)

戸塚ヨットスクールとアイ・メンタルスクール [閑話]

先日、戸塚ヨットスクール校長の戸塚氏が刑期を終えて、再度ヨットスクールの運営に携わられるとのニュースがありました。今、同じ愛知県では、引きこもり自立支援施設アイ・メンタルスクールで、入寮していた男性が亡くなった事件が問題となっています。これらの問題を考えるときには、様々な面から光を当てる必要があると思います。

戸塚ヨットスクール、アイ・メンタルスクールで、社会復帰された方も多数おみえになると思います。そうなると、施設の運営者は、初めは注意深く相手を観察しながら、半分おっかなびっくり状態で相手と接していたのが、だんだん自分に自信がついてきて、その手段がマニュアルとなり、更にエスカレートしていきます。その途中では、マスコミもこぞって拍手を送って報道します。すると、施設はどんどん大きくなって、マニュアルが独り歩きを始めます。

また一方、親御さんは困り果てて、わらをもつかむ気持ちで、自分の子供さんを社会復帰させようと考えて、その施設にゆだねる訳ですが、ここで忘れられているのが、本人の向き不向きといった問題もあるでしょうし、その施設の方針と本人の相性という問題もあるということです。

私は皮膚科の開業医として、毎日たくさんの患者さんを診ています。その中で、私とかみ合わないなと感じる患者さんもおられます。このような場合には、私は二歩も三歩も引くことにしています。

それは、医者と患者も元は人間と人間なので、お互いに合う合わないの相性があるからです。治療という行為をひとたび始めると、相性の合わない患者さんとは不信感が生まれ、ついには不幸な結果を招くことを、何度も経験してきたのです。

はなはだ無責任な話かもしれませんが、隠居医者としては、この位のスタンスがいいのかなと思っています。

Posted by 福田金壽 at 13時36分   トラックバック ( 0 )   コメント ( 3 )

コメント

モンテディオの民を叩きなおして欲しい。

木山310 2010年05月15日 02時56分 [削除]

教育に暴力を使う事は絶対に許せません。私は、戸塚ヨットスクールが許せないです。カルト集団と変わりありません。石原慎太郎東京都知事が支援しているのが、理解できません。はっきり言って危険な事です。

はるか 2010年01月03日 14時59分 [削除]

生徒が思い通りにならないと、女子だろうと鼻血が吹き出ても殴り続け、管理主義・全体主義教育を正義と言い張る教師が担任だった。その教師の口癖
「お前らの為にやってんだよ」

ある日、勇気を出して聞いてみた。
「なぜ為になると分かるのですか」
「俺や仲間がそうだったからだよ」
「先生や仲間の言う為になるが、なぜ皆に当てはまると分かるのですか」
「ならお前、社会に出て礼儀知らなくて困っても良いのかよ!あ?」
「礼儀を知らなくて困るかも知れない位なら殴られた方が良いとは思いません。そもそも、なぜ殴らないと礼儀の勉強が出来ないのですか」

こんな話をしていたら突然殴られ「舐めたこと言いやがって」「ガキのくせに」「殺すぞてめえ!」「普通にやるぞコラ!」と威嚇と脅迫を繰り返し「お前らもやれ」と集団リンチを命令し、鼻が曲がり前歯が6本折れるまで同級生から殴られ続けた。

さすがに当時でも問題になり、その教師は隣町の学校に飛ばされたが、一言も謝罪は無し。当然、感謝など一度もした事は無く、あの教師を永遠に憎んでいる。

経験者としての結論は「こうなるかも知れない位なら、こうする方が本人の為になる」と言う「自分」の価値観や「自分」のした事の責任を「本人」に押し付けておいて正義面するのは偽善であり、偽善の仮面が剥がされそうになると暴力・脅迫・威嚇で押し切る、と言うやり方を受けた事から体罰に断固反対。

填葉文太 2009年02月02日 08時23分 [削除]

コメント投稿フォーム

名前:(この情報をCookieに保存させたい場合にチェック)
メールアドレス: (表示はされません)
URL: (名前にリンクされて利用されます)
コメント:
パスワード: (削除時に利用)

トラックバック

トラックバックURL

http://skincare.jp/fukuta/blog/tb.php?ID=77

ページのトップへ ページのトップへ

5

2006


  1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30 31      

広告

フクタ皮フ科

プロフィール

福田金壽

フクタ皮フ科

院長

福田金壽

生まれ故郷の江南市布袋町で、皮膚科医院を昭和57年に開業しました。その間、数多くの人々の所謂「生老病死」に医者として関わってきました。
私なりの「独断と偏見」の人生観が出来上がってきたようですので、隠居医者の独り言として、記録に残してみようと思います。

PHOTO

満開の桜

満開の桜

犬山シティマラソン

犬山シティマラソン

本日の反省

本日の反省

検索


カテゴリーリスト

最近の記事

最近のコメント

最近のトラックバック

リンク集

RSS1.0 RSS2.0

[Login]


powered by a-blog
Copyright (C) 2005-2009 Dr. Fukuta's blog All rights reserved.