隠居医者の独り言

フクタ皮フ科院長の「独断と偏見」によるブログです。

2006年05月27日(土)

どっちが先に死ぬ? [診察室より]

診察室で、患者さんと会話していて、おかしかった話があったので紹介します。

40代の男性で、高校時代は名門野球部に在籍し、甲子園にも出場経験者です。社会人になってからは、裸一貫から頑張って、レストラン経営で成功して、全国に数十店舗を展開する実業家です。彼は、1年に数回ひどいニキビが出て、外用薬と時に抗生剤の内服をしています。

患者「またニキビがひどくなっちゃいました。今度、名古屋駅前にできるビルにも出店することになって、大変なんですワ」
私「仕事もいいけど、ほどほどにしとかんといかんゼ」
患者「行き付けの床屋で、先生がトライアスロンやっているって聞いたけど、ホント?」
私「医者もいいかげんにしとかんと、病気になるでネ。トライアスロンやって、体力作りしとるんだワ」
患者「先生、オレより10年年取っとるでしょう!そんな無理したら、体に悪いんと違う?無理すると早く死んじゃうヨ!」
私「じゃあ聞くが、アンタどんな生活しとるの?」
患者「仕事でストレス溜めて、夜遅くまでオネーチャンと酒飲んで遊んどるだけだわナ」
私「そんな生活続けてたら、どっちが先に死ぬと思う?」

こんなやりとりが続きましたが、ほとんど漫談ですね。

患者「後の患者さんが待っとるから、今日はこれで帰りますワ」
私「仕事を辞める気になったら、いつでも遊んであげるから。待っとるヨ」

さて、どっちが先に死ぬのでしょうか?

Posted by 福田金壽 at 20時11分   トラックバック ( 1 )   コメント ( 0 )

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プロフィール

福田金壽

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院長

福田金壽

生まれ故郷の江南市布袋町で、皮膚科医院を昭和57年に開業しました。その間、数多くの人々の所謂「生老病死」に医者として関わってきました。
私なりの「独断と偏見」の人生観が出来上がってきたようですので、隠居医者の独り言として、記録に残してみようと思います。

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