2005年10月15日(土)
基本理念 [診察室より]
患者さんは、自分の病気が、
1.どのような病気で
2.何が原因で
3.どのようにしたら治るのか
と、ほとんどすべての方が、この3つを聞きたがります。
私の頭の中にあるのは、患者さん自身の意識の身体(からだ)のバランスがくずれて、免疫、自然治癒力、新陳代謝等に異常をきたし、病気を引き起こしているだけと考えています。
ほとんどすべての病気の始まりは、この意識(人工的、他人とうまく付き合う、ああすればこうなる)が高揚して、脳内物質(ドーパミン、エンドルフィン等)を出して、どんどん頑張ろうとするが、身体(自然であるから)は、これについて行くことが出来なくなり、自身の身体の弱い部位に病気を引き起こし、意識の進行にマッタをかけていると考えています。
従って、治療に関しては、その点を患者さんに納得(理解のみでなく)していただけば、8割がたは終わったようなものと思っています。これは皮膚科だけの特徴とは考えていません。すべての病気に共通すると思います。
しかし、この考え方の違いが意外に大きく、話がすぐに納得出来る人と、ぜんぜん理解すらできない人との間には、かなり大きな溝があるように思います。以後、診察室での患者さんとの会話を中心に、私の印象に残る例を挙げていきたいと思います。
Posted by 福田金壽 at 11時02分 パーマリンク トラックバック ( 0 ) コメント ( 0 )
2005年10月14日(金)
本町五丁目の山車 [地域情報]
我が故郷布袋町も、少子高齢化の波は避けられません。昨年は、町総代(町内会長)が順番で廻ってきましたが、お祭り当日になっておみこしの担ぎ手が集まらず、急遽リヤカーに乗せてお祭りに参加しました。
そんな「みじめ」な思いもあり、春から何とかしなくてはいけないと、布袋コミュニティーの若者に相談して、「おみこしを山車にしてしまおう」を合い言葉に半年間が過ぎました。そして、10月2日には、町内の方々にもお披露目することが出来ました。
この山車が出来上がると、「おみこしの飾りが壊れていたから、直してきました」と、同じ町内の歯科技工士さんが、おみこしの細かい修理を引き受けてくれました。また、「おみこしに飾る町内の旗を、習字の先生に書いてもらいました」と、小学生の子供を持つ若いお母さんが、旗を作ってきてくれました。
このように、町づくりは人づくりであり、その為にもシンボルは必要なんだと再確認しました。
本日10月14日付けで、中日新聞の尾張版で紹介されました。取材を受けた子供たちも、とても嬉しそうでした。
秋のお祭りは、10月16日(日)に行われます。当日の町内外の人々の反応が楽しみです。
Posted by 福田金壽 at 15時09分 パーマリンク トラックバック ( 0 ) コメント ( 0 )