2006年05月09日(火)
戸塚ヨットスクールとアイ・メンタルスクール [閑話]
先日、戸塚ヨットスクール校長の戸塚氏が刑期を終えて、再度ヨットスクールの運営に携わられるとのニュースがありました。今、同じ愛知県では、引きこもり自立支援施設アイ・メンタルスクールで、入寮していた男性が亡くなった事件が問題となっています。これらの問題を考えるときには、様々な面から光を当てる必要があると思います。
戸塚ヨットスクール、アイ・メンタルスクールで、社会復帰された方も多数おみえになると思います。そうなると、施設の運営者は、初めは注意深く相手を観察しながら、半分おっかなびっくり状態で相手と接していたのが、だんだん自分に自信がついてきて、その手段がマニュアルとなり、更にエスカレートしていきます。その途中では、マスコミもこぞって拍手を送って報道します。すると、施設はどんどん大きくなって、マニュアルが独り歩きを始めます。
また一方、親御さんは困り果てて、わらをもつかむ気持ちで、自分の子供さんを社会復帰させようと考えて、その施設にゆだねる訳ですが、ここで忘れられているのが、本人の向き不向きといった問題もあるでしょうし、その施設の方針と本人の相性という問題もあるということです。
私は皮膚科の開業医として、毎日たくさんの患者さんを診ています。その中で、私とかみ合わないなと感じる患者さんもおられます。このような場合には、私は二歩も三歩も引くことにしています。
それは、医者と患者も元は人間と人間なので、お互いに合う合わないの相性があるからです。治療という行為をひとたび始めると、相性の合わない患者さんとは不信感が生まれ、ついには不幸な結果を招くことを、何度も経験してきたのです。
はなはだ無責任な話かもしれませんが、隠居医者としては、この位のスタンスがいいのかなと思っています。
Posted by 福田金壽 at 13時36分 パーマリンク
2006年05月07日(日)
ゴールデンウィークの最終日 [健康管理]
好天続きのゴールデンウィークでしたが、今日は全国的に雨の一日です。お寺巡りで疲れた体を休めるのには、絶好の天気のようです。
明日からのことを考えると、頭の中では9月3日佐渡島トライアスロンが大きな比重を占めています。SWIM 2km、BIKE 105km、RUN 20km。隠居ジジイの私には、とんでもない数字です。完走できたとしても、今の体力では7〜8時間はかかると思います。
したがって、8時間連続して体を動かす体力をつけることと、無理をして体を壊さないことが必要となります。あれこれ考えても始まりません。チャレンジすると決めたことです。自分の体を信じて、練習して完走をめざします。
ではジムに行って体を動かしてきます。
Posted by 福田金壽 at 17時05分 パーマリンク
2006年05月05日(金)
甲山公園の芝桜 [旅行記]
横瀬町と秩父市の境に、甲山公園があります。2002年から町の観光協会が音頭を取って、その公園の山頂部一面に芝桜が植えられています。
例年は4月下旬が見頃だそうですが、今年は1週間程度遅れて、ゴールデンウィークにちょうど見頃が重なったそうです。
前日、6時半頃に、一目見ようと公園付近まで来たのですが、すでに駐車場は満車で近づくことも出来ませんでしたので、今日は5時前に起きて、朝の散歩を兼ねて見物に来ました。芝桜もこれだけ綺麗に管理されていると、見応えがあります。
臨時駐車場の管理人さんの話によると、今年はTVで紹介されて、更に有名になったので、東京方面からバスでおいでになる方が増えたそうです。昨日も、夜7時過ぎに到着されたお客さんがおられ、夜では芝桜が見えなくて気の毒だったとのこと。テレビの力はすごいものですね!
Posted by 福田金壽 at 21時40分 パーマリンク
2006年05月04日(木)
世話人さんの話 [旅行記]
あるお寺での話です。朱印帳に記入していただく折に、話好きな世話人さんが、こんな話をしてくれました。
このお寺には専住の住職がいなくて、数人の世話人が交替でこの役目をしてきたのですが、世話人も高齢化して一人減り二人減りで、とうとう私一人になってしまいました。毎日お参りの方がみえますので、現在は私とシルバー人材派遣の方とが一日交替でやっているのが実情です。お寺の維持管理にもお金が必要で、財政は厳しいのです。
この話を聞いて、以前週刊誌で見た、10年後には全国にあるお寺の数が5分の1程度にまで減少すると予想されている、という記事を思い出しました。
その時は、そんなばかなと思いましたが、少子高齢化と若者の宗教離れが着々と進行していくと、それが現実となる日もありえるかもしれませんね。
Posted by 福田金壽 at 20時30分 パーマリンク
2006年05月03日(水)
西善寺のもみじ [旅行記]
八番西善寺の山門をくぐると、右側に新緑が眩しい、もみじの巨樹が目に入ります。樹齢は600年で、天然記念物に指定されているそうです。
その姿は何とも言えない気品があり、ご立派の一口以外何もありません。写真で見るより本物は迫力があります。
Posted by 福田金壽 at 21時34分 パーマリンク
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