2009年05月04日(月)
屋久島2日目 [旅行記]
九州で一番高い、宮之浦岳へ登りました。
登山口から雨が降っていましたが、それがだんだんひどくなり、山頂に着いたときも一面雲の中で、周囲は真っ白な状態でした。
山頂で食事をしていると、突然雲が飛んで、ほんの数分間だけ周囲の視界が広がりました。これは山の神様が、ごほうびを与えて下さったものと信じています。
Posted by 福田金壽 at 23時30分 パーマリンク
2009年05月03日(日)
屋久島1日目 [旅行記]
ゴールデンウィークを利用して、屋久島へ行きました。まず、屋久島の地形を説明します。
屋久島は鹿児島の150km南、東シナ海に海底火山の活動によって突然現れた、周囲100kmのほぼ円形の島です。海面から急勾配の岩山が立ち上がり、それが連続して島の中央では2000mまでになります。イメージとして、丸いお盆にお茶わんを3つほどひっくり返して置いて、そのすき間に大小様々なおちょこを並べたような形です。
こんな独特の地形ですから、1年中島のどこかでは雨が降っていて、縄文杉(本当はヒノキの仲間)をはじめ、多種多様な森林が島全体を覆っています。
Posted by 福田金壽 at 23時30分 パーマリンク
2009年05月02日(土)
世界同時不況 [閑話]
アメリカのサブプライムローン問題をきっかけに始まった世界同時不況は、大量生産大量消費が幸福の原点であるという、アメリカ型資本主義の終えんであるように思います。
私の友人の中にも、仕事がなくなって困ったという話をする人が何人もいて、そのたびに身につまされる思いがします。こんな話を書くとお叱りを受けることになるかもしれませんが、あえて書きます。
半年ほど前までは、地球温暖化で水没してしまう国があったり、また北極圏の氷が溶けて北極熊の生活圏が少なくなることが、問題視されていました。その原因は温室効果ガスの増加であって、全世界が協力してそれを減少させなくてはいけない、そのためには金銭取引の問題にしてでも実行すべきだ、などの議論がなされていたように思います。
それが不況になったとたんに、やれ失業率がどうの、GOPがどうのという問題にすり替わってしまいました。
よく考えてみれば、大量生産大量消費は、石油を使って大量のCO2を排出して、結果においては大量のゴミを生み出します。その大量生産大量消費を続けるために、インチキ商品(サブプライムローン)を生み出したのだという、現実の姿が明らかになっただけの問題ではないでしょうか。
私達人類は、大量生産大量消費の時代に決別して、本当の意味での持続可能な循環型世界を目指すべきだと思います。
Posted by 福田金壽 at 11時06分 パーマリンク
2009年04月30日(木)
知ること [閑話]
ここ数日前から、新聞、テレビ等では、豚インフルエンザ(H1N1型)の大流行が始まったと報道しています。国や報道機関としては、国民に正しい情報を知らせることによって、その流行を未然に防ぎ、かつ国民がパニックに陥らないようにすることが大切と言われるでしょう。たしかにその通りだと思います。
しかし私は個人的には、以下のように考えることにしています。インフルエンザに感染してもしょうがないと思うし、それが原因で死に至るようなことがあっても、ジタバタしないで諦めることにします。
この「諦める」という言葉について、西国三十三観音のあるお寺で購入した本に、以下の如く書いてありましたので、ご紹介いたします。
一般的に「あきらめる」と言うと、「しかたがないと断念する」といった、マイナスの意味で用いることが多いのですが、一方で「明らかに見極める」「つまびらかにする」といった、プラスの意味もあることをご存知でしょうか。
同じ漢字の同じ言葉なのに、正反対の意味があるのは日本語の奥深いところですが、仏教用語ではこの「諦」という字を、「真理・さとり」の意味で用いるのだそうです。
たとえ思い通りに行かないときでも、「明らかに見極める」気持ちをもつ中で、「真理」を見つけて行きたいものです。知らぬが仏の立場を決め込んで、毎日を過ごそうと思っています。
昨日、友人と自転車に乗って、荘川ざくらを見に行ってきましたので、その写真を掲載しておきます。
Posted by 福田金壽 at 21時18分 パーマリンク
2009年04月27日(月)
名古屋市長選挙 [閑話]
4月26日、名古屋市長選挙が行われました。税金のムダ使いを見直し、市民税を減税して、自らの給料も1/3程度に減額することを公約に戦った、民主党の河村たかしさんが圧勝されました。
名古屋市政を考えても、市長より給料の高い市議会議員、職員が多数いる形が浮き彫りになります。そうなれば当然、彼らへの風当たりは強くなるでしょう。政治については、我々庶民はお上が決めること的なとらえ方が多く、あまり自分たちの問題としてとらえて来なかったように思います。
宮崎県の東国原知事、大阪府の橋下知事に続いて、これまでとはちょっと違う旗色の首長さんが誕生して、今までの既得権を打破して、新しい政治を目指そうと考えているように思います。
しかし、まだまだ旧守勢力との戦いは始まったばかりで、色々難問が山積みだろうと思いますが、新市長さんにはぜひとも頑張っていただいて、新しい名古屋作りに成功してほしいいと願っております。
Posted by 福田金壽 at 20時31分 パーマリンク
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