シミの原因は日焼け

鈴木真理著『素肌美人になる本』(チクマ秀版社)より抜粋

シミができたと言って来院して来た人たちに聞くと。かつてスポーツや登山などで、真っ黒に日焼けしていたことがあるとか、日焼けしそうなときにお化粧で保護しないでいたと話していることから、その一番の原因は日焼けであることに気がつきます。日に焼けて小麦色になった肌は、健康的なイメージがあって、好感が持てるのですけれど、お肌にとっては大変な負担を掛けているのです。

日常、肌の保護にあまり頓着しない男性や、手や顔は日に焼かないように注意していたという農家のお年寄りの首筋が、長年の日焼けで肌が硬くなって、深いシワができている(老化が進んでいる)のを見ても、日焼けが肌に良くないことは一目瞭然です。

日に焼けるとどうして色が黒くなるのかということですが、これは紫外線から皮膚を守るためにメラニン色素がたくさん作られ、しかもメラニンの色が濃くなるからなのです。

サンスクリーン、UVカットや美白(ホワイトニング)化粧品が、人気を集めていることからもわかるように、白い肌が好まれる時代です。サンスクリーンの効果は、SPF値で表示されています。例えばSPF10と表示されていれば、それは30分で日焼けする人を300分まで保護できることを示しています。日本の日照を考えれば、SPF15程度で充分だとされています。ただ、汗や水などで落ちてしまうので、1度塗ればそれで大丈夫というわけではありません。ときどき重ね塗りする必要がありますし、できればつば広の帽子や、日傘を併用した方がいいでしょう。そして、化粧品には 薬のような治療効果はないことをよく知った上で、外出時にはUVカット、美白化粧品での保護をしましょう。日に焼けてしまったら、赤みが治まった後、保湿効果の高い化粧品を上手に使って、美しい素肌を守るようにして下さい。