老人性色素斑(老人のシミ)
原 因
- 一般には、長い期間繰り返して、日光に当たったことが、原因だと考えられますが、それ以外の因子も、関与しているようです。
好発年齢・男女比
- 男女共に見られます。30歳過ぎから見られ始め、50歳位で顕著になってくることが多いです。
好発部位
- 日光に当たりやすい、顔面、手背、前腕伸側などに見られますが、胸部、背部といった被覆部にも、見られることがあります。
症 状
- そばかす状の小さい色素斑が多発する小斑型と、大型の色素斑が単発または数個散発する大型斑とがあります。しかし、両者が混在、合併して発生することもあり、厳密には区別できません。
治 療
- 悪性化することはありませんので、美容面での問題として、治療を行います。
- 外科的には、電気焼灼法や、レーザー治療などの、手術療法が行われます。
- コウジ酸軟膏、ハイドロキノン軟膏の外用や、ビタミンA酸軟膏によるケミカルピーリングが行われます。
生活上の注意
- できるだけ、紫外線を避けることが必要です。